2度目のディズニー・ワールド訪問で、今回は8日間という比較的余裕のある日程で臨んだんですが、結果的には全然足りませんでした(笑)
手配をお願いしたのはNTSさんという、ディズニーファンなどにも広告を出していらっしゃるディズニーランド専門の旅行会社さん。料金は高めですが、こちらの要望に合わせたツアーを組んでくれますし、対応も親切でとても良い所です。
航空会社は幾つかの選択肢の中から選ぶことが出来ます。今回私が選んだのは写真にあるようにアメリカン航空。マイレージ・カードを持っていたというのも理由のひとつですが、当時まだ5歳だった娘を連れていったため、夜の出発便の方が寝て行ってくれるのでいいかと思って。
ご覧のように離陸するときはすでに夕刻で、思惑通り機内食を食べたらすんなりと寝てくれました。
中継地点となるダラスまでは約12時間。ここでオーランド行きの国内線に乗り換えて約4時間で到着です。当然時差があるのでオーランドに着いたときは夜の9時過ぎ。私はオプションで送迎に専用車を手配してもらったのですが、これは大正解。
到着ロビーを出ると名前を書いたボードを持った運転手さんが出迎えてくれ、スーツケースも車まで運んでくれて、大型セダンでホテルに直行（1時間くらい）片道でプラス1万円となりますが、夜にバス・ターミナルを探してウロウロしたりすることを考えれば、はるかに安全で快適です。
そういうわけで、やっぱりフロリダは遠いです。行くだけで24時間くらい費やしてしまいます。
今回ディズニー・ワールドに来た最大の目的は、25周年のイベント等を体験するため。ご覧のようにシンデレラ城もお菓子のお城に衣替えされています。後方にドラムやキーボードなどの楽器が設置されていますが、これは25周年のショーのためのもの。生バンドがディズニーソングなどを演奏していました。
この日の昼食はキングダム内の「クリスタル・パレス」にてキャラクター・ランチ。ご覧のようにプーさんとその仲間達がやってきてくれます。
ここは非常に人気があって、予約をしていなかったので外で30分くらい待たされました。
夕食はシンデレラ城内にある「キング・ステファンのバンケット・ホール」にて。キャラクターは出ませんが、入口ではこのようにシンデレラがお出迎えしてくれます。もちろんサインもしてくれますよ。
中は本当に中世ヨーロッパのような雰囲気でなかなか見事なもの。お値段はかなり高めですが食事も美味しく、一度は訪れてみることをお薦めします。
翌日はディズニー・ビレッジ・マーケットプレースに出かけました。ここはモノレールでは行けないので、グランド・フロリディアンからバスで行ったんですが、結構遠くて60分くらいかかったと思います。改めてディズニー・ワールドの広さを実感。
写真は96年にオープンしたばかりの「ワールド・オブ・ディズニー」というキャラクター・ショップ。とにかく広くて可愛いグッズ満載で、見て回るだけでも1時間くらいはかかります。
ここはネーム入れのサービスが充実していて、私はミッキーの万年筆やフォトスタンドにネームを入れてもらいました。記念になるのでお薦めです。
マーケットプレースにはここ以外にもレアものがある「アート・オブ・ディズニー」や1年中クリスマス・グッズを売っている「クリスマス・シャレー」など色々なショップがあって、1日いても見て回れないほどです。
昼食は同じくオープンしたばかりの「レインフォレスト・カフェ」で。日本ではイクスピアリ内にありますが、基本的には同じような感じです。入口にはオリジナル・グッズを売っているショップがあるので、ここを見るだけでも楽しいです（レストランを利用しなくても入れます）
食事はハンバーガーなどのアメリカンな料理ですが、なかなか美味しいです。ただし量はかなり多めなので、注文するときは注意が必要です。本当にアメリカ人の食欲は凄いですね(笑) 隣のテーブルの老夫婦が、デザートに山盛りのアイスクリームを平らげていたのにはビックリ。
前述のバスですが、夜になると便数も少なくなり乗客も増えて混雑してしまいます。つい遅くまで遊んでしまったので、帰りは大変でした。
3日目はエプコットへ。ここはモノレールで行けますが、TTCという所で乗り換えなければいけません。合計で30分くらいかかったかなぁ。
本当にディズニー・ワールド内は広いので、1日にあちこち行くのは大変です。その日に訪れるエリアを決めたら、重点的に廻ってくるのが良いと思います。
写真は「リビング・シー館」でのもの。あんまり良い写真が無くてすいません。
4日目はMGMスタジオへ。各パークには、オフィシャル・ホテル宿泊者が1時間早く入場できる優先日があって、この日はMGMスタジオの日。
気合いを入れて早起きして出かけたので、到着したときは未だ夜が明けきってませんでした。
朝食は「サウンドステージ・レストラン」にてキャラクター・ブレックファースト。
ここはアグラバーの街を模したレストランで、写真のようにアラジンやジーニーをはじめ「美女と野獣」や「ポカホンタス」「ノートルダムの鐘」など、比較的最近のディズニー映画に出てくるキャラクターが来てくれます。
ジーニー達とのダンスタイムなどもあり、なかなか楽しめました。
こちらはアトラクションで「ジム・ヘンソンのマペット・ヴィジョン3D」という、いわゆる立体映画もの。日本でもおなじみのセサミ・ストリートの人気キャラクター「カエルのカーミット」などが出演する、ギャグ満載のおもしろい内容で、うちの娘も大のお気に入り。
途中でシャボン玉が降ってきたり、本物のキャラクターが乱入してきたり等、仕掛けもいっぱい。そうそう、待ち時間に流れるビデオでミッキー・マウスならぬ「リッキー・ラット」というのが登場します。これは爆笑なので、是非チェックしてください。
昼食はすぐ近くにあった「ピザ・プラネット」というピザ屋さんで。名前でも分かるように、ここは「トイ・ストーリー」に出てきた架空のピザ・レストランをそのまま再現したお店です。
写真のように例のエイリアン人形を取れるUFOキャッチャーや、ゲームマシンも置かれています。私はつい「ファイティング・バイパーズ」をやってしまいました(爆)
ちなみにピザのお味もグッドです。
これはアトラクション「リトル・マーメイドの旅」の近くのショップで買ってきたミニーちゃんのドレスセット。帽子にバースディ・プリンセスと刺繍がしてあるので、向こうではお誕生日のパーティーの時などに着るんでしょう。
ホテルに帰ってきて早速着替えた娘は、マジック・ワンド（魔法の杖）を振り回して、すっかり魔法使い気分。
ついでに、私たちが泊まったグランド・フロリディアンのお部屋はこんな感じです。窓の外にはバルコニーもあって、池が見えます。暖かい季節でしたら、ここで食事なども出来そう。
8日間の日程も、ワールド内で遊べるのは中5日間だけ。本当にアッという間です。というわけで、5日目の最終日は再びマジック・キングダムへ。
ところで、この写真何処か分かりますか？日本でいうと蒸気船マーク・トゥェイン号の中なんですよ。私たちが船に乗り込むと、なんとミニーをはじめ、ティガーやチップとデール、ポカホンタスとジョン・スミス、ラトクリフ提督などが乗り込んできたんですよ！
船内ではいっしょに写真を撮ってくれたり、サインをしてくれたり、すっかり景色を眺めるのも忘れてしまいました(笑)
もちろん、いつでもキャラクターが乗り込んでくるというわけではないので、乗り合わせた人はラッキー。
最後の夕食はやっぱりキャラクター・ディナーでということで、リバティースクェアにある「リバティーツリー・タバン」で。ここはキャラクターが西部開拓時代のコスチュームで来てくれます。
ただし、食事も開拓時代を再現したもののようで、これが激マズ(笑) 最後の晩餐だったというのに、ちょっと失敗してしまいました。
そんなこんなで、2度目（娘にとっては初めて）のディズニーワールド旅行は終了。最初にも書いたように、時間的に全然足りませんでした。というわけで、またまた来てしまうことに…
(2003.10.9)
